5年程前、ドライブレコーダーの導入についてホームページから問い合わせがありました。
東京の会社で、会社名からはなんの会社なのか、
よくわかりません。
ホームページを見ると、ハイヤーの会社らしい。
外から見てわからなければ、中に入って聞くしかありません。
早速、訪問してみることに。
お話をうかがったのは、車両管理の担当者さん、
その後には社長さんも出てきていただきました。
このハイヤー会社は、外国人専用。
乗務員は全員英語を話します。
運転手と案内の両方を兼ねています。
外国人観光客向けに都内や日光、富士山をまわる観光ツアーや、
外国人ビジネスマンを空港や、ホテル、目的地などに送迎します。
車はたくさん人が乗れる,ハイエースやアルファードから
VIP用のレクサスやベンツなどを用意。
それぞれのニーズに対応しています。
私が訪問した際に、新入社員の研修をやっていたので、
同乗させていただきました。
小柄な若い女性は、シートをずいぶん前にして運転していました。
話を聞くと、新卒で入社したとのこと。
大学は広島や四国で、東京には就職で初めて来た。と言っていました。
当然、東京の地理にも全く詳しくなく、帝国劇場と言われてもピンと来ていません。
ナビを頼りに、目的地に着きました。
きっと、彼女たちも今頃は、東京の地理に詳しくなっていると思います。
採用活動を全国的に行っていることも、おどろきました。
偶然ですが、私の自宅近くにあるお寿司屋さんでバイトしていた子も
この会社から内定が出たと言っていました。
英語が話せて(英語以外の外国語も含めて)、
女性が活躍できる職場は、
残念ながら今の日本、特に地方では多くありません。
(はっきり言って、うちの近所には皆無です)
でも、英語や外国語で話すことが好きな人はたくさんいます。
(ジャパネットの高田社長は英語で話すのが大好きだそうです)
車の運転というのは、結構大変な仕事。
ましてや、お客さんを乗せるというのは、
緊張する仕事です。
それでも、英語が話せて、世界中の人と会って、
話すことができるというのは、
楽しいことなのだろうな、
と思いました。
それにしても、東京ならではの仕事だな
0 件のコメント:
コメントを投稿