2017年1月10日火曜日

無人販売の野菜売り、キノコやみかんヴァージョンもあり。

車を運転していると、道路脇で野菜を売っているのをよく見かけます。

私が住んでいる岐阜県東部では、交通量の多い主要道路以外の、
片側一車線ぐらいの道路であれば、すきまを見つけて、小屋を建て
野菜を並べて売っています。

愛知県や長野県など、他の地域でも見かけるので、
おそらく、全国的にも多いのでしょう。

無人店舗で、買った分だけお金を入れてね、
というタイプのお店もあれば、
おじさんやおばさんが小屋の横に座って、
接客してくれるタイプもあります。

接客タイプは、高額品。
地域特産の果物(ぶどう、りんご、梨、みかん)や、
松茸やタケノコなど、旬のもの
を売っています。

無人店舗は、
野菜がほとんど、特に夏場は品数豊富。
キュウリやナスなど、
作っている側は、「出来過ぎて困るから、もらってほしい」
という感じ。
それが、お金になって超ラッキーです。

無人店舗なので、人件費は基本ゼロ。
自分が畑から取ってきて、店頭(というか台の上)に載せるだけ。
後は、お金を取られないように定期的に集金に行くぐらいです。

この、やる気のなさそうな商売、でも、実は結構売れています。
例えば、この地域には、栗を使った和菓子が有名で、
栗の季節になると、全国から人が集まってきます。
有名店になると、駐車場は車と人でいっぱい。
その横に、”地元の野菜”と書いてお店(というか小屋)が立っています。
お店は、みすぼらしいというか、はっきり言ってぼろいのですが、
それが、和菓子の雰囲気とマッチして、
「この地域の野菜は美味しいに違いない」と思い込み、
多くの人が買っていきます。

また、自分の畑だけで商品を調達できない場合は、
他から仕入れてきます。

ここまで、行くと小遣い稼ぎの領域を超えていますね。

他人事ですが、このお店をやっている人たちはきちんと税金の申告しているか、
気にならないこともありません。


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